加圧浮上装置
加圧浮上は油分や難沈降性懸濁物質を含む水に対して、短時間・高効率・省スペースで優れた固液分離性能を発揮する処理方法であり、用水から排水の処理まで広範囲に渡って使用されています。用水処理としては、藻類や微細な有機物を含む原水に適しており、排水処理としては食品加工・化学・製鉄・製紙など、油や繊維等の浮上しやすい濁質を多く含む排水に適用されます。
加圧浮上は微細気泡の付着によって濁質の比重を小さくし、水面へ浮上させて分離する技術です。
1.空気を加圧溶解させる
水と加圧空気を混合し、圧力をかけて水に空気を飽和状態まで溶解させます。この水は「加圧水」と呼ばれます。この加圧水を大気圧まで減圧すると、水に溶けていた空気が溶けきれなくなり微細な気泡(マイクロバブル)が発生します。この気泡は直径数十μmと非常に小さく、濁質と高効率で接触します。
2.懸濁物質に気泡を付着させ浮上させる
マイクロバブルが油脂類や濁質に付着すると見かけの比重が水より軽くなるため、水面に浮上します。
3.浮上汚泥を分離する
水面に浮上した汚泥をスキマーで回収し、水と分離します。浮上汚泥は空気を含むため含水率が低く、扱いやすいという特徴もあります。
加圧浮上は微細気泡の付着によって濁質の比重を小さくし、水面へ浮上させて分離する技術です。
1.微細油脂・難沈降性SSの除去に強い
微細気泡は油や微細な有機物に付着しやすいため、凝集沈殿では取りにくい成分を効率よく除去できます。
2.処理時間が短く、省スペース
沈殿処理では通常1〜2時間が必要なところ、加圧浮上では約15〜30分で固液分離が完了するため、装置をコンパクトにできます。
3.汚泥を減容化しやすい
浮上汚泥は、含水率が低めで脱水しやすく、汚泥処理コストの削減につながります。
4.前処理や回収設備として優れた性能を発揮する
藻類を含む用水や生物処理の前段で生物化学的酸素要求量(BOD)や濁質の負荷を下げることで、後段プロセスを安定化させます。また、除去した濁質を回収・再利用することも可能であり、製紙・パルプ業界における回収設備等、様々な応用がなされています。
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