逆浸透膜(RO膜)装置

逆浸透膜(RO膜)装は水中に含まれる微細粒子、微生物から溶解性物質まで高精度で除去可能な分離技術です。RO膜は外部から圧力をかけて高分子膜を通水させることで、有機物やイオン類を分離し、高品質な透過水を得ることが可能です。近年では、省エネルギー型の膜やファウリングを抑制する新しい構造の製品も登場し、より安定した処理が可能になっています。

RO膜装置は、従来の凝集沈殿やろ過では除去が難しい成分にも対応できることから、飲料水製造、純水・超純水の製造、工場排水の高度処理・リサイクル用途において重要な役割を担っています。各種産業の要求水室の高度化が進む中で、RO膜装置は安定した水質を確保できる装置として導入が進んでいます。

1.逆浸透現象による分離

RO膜装置は、自然の浸透圧と逆方向に圧力をかけ、水分子のみを膜透過させる“逆浸透”という現象を利用します。RO膜は数ナノメートル規模の微細孔を持ち、水分子以外の大部分の物質(微生物、有機物、イオン類)は透過できません。このため、RO膜を透過させることで原水から不純物が高度に除去された透過水を得ることが出来ます。

2.加圧・濃縮のプロセス

RO膜では被処理水が膜を透過する過程で有機物やイオン類が膜表面に濃縮されていきます。これを連続的に排出しながら運転することで、膜面のファウリングを抑えつつ安定した性能を維持することが可能となります。また、膜の目詰まりを抑制するために、前処理として砂ろ過装置や除濁膜装置を組み合わせて使用するのが一般的です。

1.高い除去性能と安定した透過水質

RO膜はイオン類を含むほぼ全ての不純物に対して高い除去性能を持ち、導電率・硬度・有機物濃度などを高度に除去することが可能です。そのため、安定的に高純度の透過水を得ることが可能です。また、原水に海水が混入したり、塩水化が進行している地域において、MBや2B3Tのようなイオン交換方式と比較して、安定して純度の高い水を得ることができます。

有機物除去が目的の場合、成分によって除去率が変わるため、事前検討が必要な場合があります。

2.コンパクトで省スペース

RO膜はコンパクトな装置構成処理可能であり、一般的には2B3T式純水装置に比べて設置スペースを抑えることが可能です。

2B3Tに薬品タンクなどの付帯設備も含めた場合

3.薬品使用量が少なく、環境負荷が低い

RO膜は薬品使用量が少ないため、環境への負荷を抑えることができます。また、近年はRO膜の改良に伴い運転圧力の低下も進んでおり、省エネルギーでの運転を行うことができます。

4.排水の再利用・節水で環境負荷を低減

RO膜を活用することで排水を回収し、再生水を製造可能です。排水が多量に発生する産業分野では、水使用量を削減でき、水リスクを低減することができます。

5.自動化で容易な運転管理性

RO膜装置は、圧力・流量・水質などを自動監視することで、安定した運転が可能です。運転条件が適切であれば、短期間で大きく性能が変動することが少なく、管理負荷が低い点も特長です。

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